2025年1月7日に、ワールドカップに出場した高梨沙羅さんが、スキー板の長さ違反により失格になっていたことが発表されました。
高梨沙羅と言えば、2022年の北京オリンピックでのスーツの規定違反による失格が印象に残っている方も多いかと思います。
そこで今回は、2025年の高梨沙羅さんの失格は、うっかりミスと言えるのか?スキー板の規定はどう設定されているのか調べました。
【また!?】高梨沙羅の失格が起きてしまう原因は何?
【2025】高梨沙羅さんの失格が何度も起きてしまう原因はあるのでしょうか?
スキージャンプで世界一を目指している高梨沙羅なので、2022年に失格になったスーツ規定といい2025年のスキー板規定といい、ギリギリを責めているという可能性もあるのかもしれません。
とはいえ、高梨沙羅さんは2022年の北京オリンピックでスーツの規定違反により失格になっていることから、「規定」には誰よりも神経質になっていたはずです。
高梨沙羅さんとチームのメンバーが「規定」に神経を張り巡らせていたにも関わらず、どうしてスキー板の規定違反に引っかかってしまったのでしょうか?
「スキージャンプのスキー板の規定」について見てみましょう。
スキージャンプのスキー板の長さ規定
スキージャンプ競技のスキー板の長さは、ジャンプスーツを着用した時のBMIによって決められています。(ヘルメット/ゴーグル/ブーツはない状態)
スキー板の長さの規定は、選手の安全を確保することと、体格に差がある選手での公平性を両立させるために決められています。
スーツ着用時のBMI | 21.0 | 20.5 | 20.0 | 19.5 | 19.0 |
身長に対する スキー板の長さ | 145% | 143% | 141% | 139% | 137% |
このような規定があります。
例えば、身長178㎝で体重が65㎏の選手の場合計算式としては
67÷178÷178=20.5 これで体脂肪が分かります。
1.78×1.43=約2.55 これで、2m55㎝のスキー板を使用することができることになる。(ジャンプ雪印メグミルクを参考)
とはいえ、選手側はギリギリのラインを狙うため、誤差や計測ミスが少しでもあると失格になってしまう。
計測は、競技した後なので、競技前は合格ラインだったのに、選手の体重が微妙に変化することで、失格になってしまうということがある。
高梨沙羅さんは、2022年のスーツ規定違反による失格があったことで、かなり神経質になっていたことは間違いありません。
とはいえ、大会前の練習や食事内容、さらに当日の気温などの条件による些細な体重の変化によってスキー板の長さ規定の違反になってしまったということなのではないでしょうか。
おそらくものすごく大きな規定違反があった訳ではないと考えられますので、「誤差」では済まされないような範囲だったのかが気になります。
【また!?】高梨沙羅の失格が起きてしまうのは、ミスなのかいじめなのか調査
【また!?】高梨沙羅の失格が起きてしまうのは、ミスなのかいじめなのかを調べました。
2022年の北京オリンピックで「スーツの規格違反」で失格になってしまっている高梨沙羅さんなので、規定にはかなり神経質になっていたと考えられます。
「ミス」で失格などありえないのではないでしょうか。
高梨沙羅さんへの「いじめ」は、何年も前から言われ続けています。
高梨沙羅へのいじめとは?
2015年ころから高梨沙羅さんへの「いじめ」ともいえる対策が取られています。
- スタート信号の切り替えはジャッジの判断が有名です。
追い風の時にスタート信号が出されれば、飛距離は伸びにくくなります - テレマークの厳格化
高梨沙羅選手が苦手と公言している着地時のテレマーク姿勢の祭典はジャッジ。
欧米の審判がそろって着地姿勢を厳しく採点すれば、順位が上がることはありません。
圧倒的な強さを持つ高梨沙羅さんのジャンプスタイルにより、欧米が危機感を感じ、審査基準を厳しくしたという、「対策」とも「いじめ」とも受け取れるような現実があります。
純粋にスキージャンプに取り組める環境なのかどうかが気になるところです。
まとめ
【また!?】高梨沙羅の失格が起きてしまう原因は何?ミスなのかいじめなのか調べました。
- 高梨沙羅さんの失格が何度も起きてしまうのは、高梨サイドのミスではない。
- いじめとも受け取れる、スキージャンプ界の競技ルールにより、なんども失格になってしまっている。
ということが分かりました。
2022年の北京オリンピックでの失格の時には引退も考えたという高梨沙羅さん。
2025年のワールドカップでの失格ではありましたが、負けずにまた活躍する姿を見たいです!